関西大学システム理工学部情報通信工学研究室

 2017年5月14-19日 IEEE CQR 2017 のレポート

 5月14-19日にアメリカ合衆国フロリダ州ネープルズで開催された 2017 IEEE International Workshop Technical Committee on Communications Quality and Reliability (CQR 2017) で発表を行いました.この会議は,IEEEの通信ソサイエティの主要会議で,比較的企業の方々が数多く参加する会議です.発表タイトルは ``Effective New Cache Decision Policy for Bredcrumbs'' です.自身の発表を世界各国の企業や大学の方々に聞いて頂き光栄でした.また質疑応答では,企業の方から今後の研究に参考になる企業目線の意見を数多く頂き,発表が終わった後も質問や助言を頂きました.

また今回,私の発表した論文がBest Paper Awardを受賞しました.この賞は最も優秀な論文を発表した者に贈られる賞です.今回の受賞が,私にとって初めてのBest Paper Award受賞でしたので非常に光栄でした.また,今回のBest Paper Awardには2つの論文が選出されており,もう一人の方は偶然にも当研究室1期生OBでNEC研究所に勤められている伊藤さんでした.我々の研究が世界的に高く評価されたことを誇りに思います.授賞式後は伊藤さんと先生と三人で喜びを分かち合いました.

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また,会議の合間に時間を見つけて街を散策しました.写真は,早朝にジョギングした際に撮ったネープルズピアいう桟橋です.早朝から釣りを楽しむ人がたくさんいました.

最終日には,ネープルズ市内のレストランにて先生に夕食をご馳走していただきました.赤ワインとリブアイステーキが絶品でした.会議に参加されていた他大学の先生や学生と,色々な話に花を咲かせることができ非常に有意義な時間でした.

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 私は,本会議で初めて Best Paper Award を受賞したので,非常に印象的な学会発表となりました.日々の努力が成果として結実し,このように評価されることを非常に嬉しく思います.これからも英語での発表経験を積んでより国際的に活躍できるように努力したいと思います.

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