関西大学システム理工学部情報通信工学研究室

 2025年9月4-5日 電子情報通信学会ネットワークシステム研究会2025レポート

  2025年9月4-5日に東北大学電気通信研究所で開催された、電子情報通信学会ネットワークシステム研究会にて、発表を行いました。今回の発表は「ACK到着間隔の擾乱による過剰帯域推定を改善するBBR制御方式」で、質疑応答を含めて約25分の発表を行いました。 研究会は対面とオンラインのハイブリッド形式で開催されました。事前に先生や共著者の石倉さんから多くのご指導・ご助言を頂き、修正を重ねながら準備を進めてきたおかげで、落ち着いて発表に臨むことができたと感じています。 発表後の質疑応答では、参加者の皆様に内容をよく理解していただけたことが伝わってくるような、的確で深い質問をいただきました。限られた時間ではありましたが、活発なやり取りができ、発表者として非常にありがたい機会となりました。

  初日の夜には懇親会が開催され、他大学から参加していた学生数名と交流することができました。研究の進め方や普段の研究室の雰囲気など、様々な話題で盛り上がり、自分とは異なる研究環境に触れることで新たな刺激を受けることができ、有意義な時間となりました。 2日目の朝に、自身の発表を行いました。会場には前日に懇親会で交流した学生が聴講に来てくれており、発表後にはその学生のうちの一人と昼食をご一緒する機会があり、キューバサンドイッチをいただきました。研究の話題だけでなく、日常のことなども含めてざっくばらんに話をすることができ、短い時間ではありましたが、印象に残る交流となりました。

  今回の研究会では、発表を通じて自身の研究を改めて見つめ直す良い機会となりました。また、他大学の研究者との交流を通じて、異なる視点や考え方にも触れることができ、非常に充実した2日間となりました。研究会に参加するにあたり、サポートをしてくださった先生や共著者の石倉さん、研究室の皆さんに改めて感謝申し上げます。今回得られた経験を大切にし、今後の研究活動にも取り組んでいきたいと思います。

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