関西大学システム理工学部情報通信工学研究室

 2020年12月2-4日 電子情報通信学会 ICETC 2020のレポート

 2020年12月2-4日にオンラインで開催された 2020 電気電子情報通信学会(IEICE) International Conference on Emarging Technologies for Communications(ICETC 2020)にて,研究発表を行いました.この会議は,IEICEが主催する初めての国際会議です. 発表内容としては''Convergence Improvement for Practical Delay-based Congestion Control"について質疑応答を含めて約20分の発表を行いました. 元々は東京都の東京理科大学で開催される予定でしたが,新型コロナウイルスの影響でZoomを使用したオンライン開催に変更になりました.

  1日目のKeynoteでは,新型コロナウイルスによってネットワークにどのような影響が与えられたか,またIoTが今後の社会においてどのように役立てられるかについて紹介されました. 世界情勢が変わっていく中でネットワークがどのように変化を遂げていくのかについての知見が得られ,とても興味深い発表でした.

 Invited Sessionでは山本先生が動画ストリーミングについての現在の研究動向について話されました. わかりやすく説明されており,先生の発表を初めて聞いたので,英語で発表する時の勉強になりました.

 私は初めての国際会議でうまく発表できるか不安でしたが,日頃から研究室で発表を行っていたことや,オンライン発表なので聴講者の顔が見えないこともあり,緊張せず無事に発表することができました. 質疑応答では2つ質問があり,私の研究に興味を持って頂けました.応答においてもう少しうまく対応できたのではという部分も少しありましたが,次回国際会議に参加する際には満足な回答ができるよう英語の勉強にもさらに励もうと思います.


 今回のオンライン形式での学会発表は,初めて英語で発表する機会でした.今回の経験を活かし,今後の国際会議や論文誌掲載に向けて研究を進めていこうと思います.

関西大学システム理工学部情報通信工学研究室

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