関西大学システム理工学部情報通信工学研究室

 2020年9月10-11日 電子情報通信学会NS研究会のレポート

 2020年9月10-11日にオンラインで開催された電気電子情報通信学会ネットワークシステム研究会(NS研究会)にて,研究発表を行いました.発表内容としては「異種輻輳制御を用いたABR動画配信のスケジューリングによる公平性改善」について質疑応答を含めて約25分の発表を行いました. 今回開催されたNS研究会は本来,宮城県の東北大学で開催される予定でしたが新型コロナウイルスの影響でオンライン開催に変更となりました.

  発表では,オンライン開催ということもあり,聴講者の方々の表情,頷きなどの仕草を見ることができず,本当に発表内容について理解されているのか不安に思いながらの発表となりました. オンライン開催では移動に時間を割かなくてよいという利点がありますが,やはり聴講者の方の表情を見ながら発表できるface to faceの方が発表を行う上では良い形式であると感じました. 質疑応答に入る際は,座長の方から興味深い発表だったとコメントを頂き,非常に光栄でした.質問に関しても多くいただき,中には今までになかった観点での質問もありましたので,非常に参考となりました. 多くの質問やフィードバックをいただくことで,私の行っている研究が対外的にも注目されているという実感を改めて感じることができ,今後の研究に対するモチベーションをさらに高めることができました.


 今回のオンライン形式での学会発表は,face to faceとの違いやそれぞれの利点を理解する良い機会となりました.発表では多くの方からの質問,フィードバックをいただき,当研究室の研究が注目されていることを再度実感することができました. この経験を活かし,今後の国際会議や論文誌掲載に向けて研究を進めていこうと思います.

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