関西大学システム理工学部情報通信工学研究室

 2020年1月10-13日 CCNC 2020のレポート

 2020年1月10-13日にアメリカのラスベガスで開催されたConsumer Communications & Networking Conference (CCNC 2020)にて,当研究室の永田さんと共にポスター発表を行いました. 発表内容としては私が``On Fairness Issue Of ABR and TCP Algorithms in Video Streaming"についてポスター発表を,永田さんが``Cache Policy Based on Popularity Dynamics of YouTube Video Content"について質疑応答を含めて約20分の発表を行いました.

  2日目のPanelセッションでは,AIやAR,VRを題材にした没入型技術が紹介されました. 今後の技術革新についての新たな知見が得られるとともに,研究分野として今後どのような分野に目が向けられているのかを知ることができ,非常に興味深かったです.

  会議の休憩時間においては、山本先生がCCNCのTPC Co-ChairのClaudio Casetti先生と談笑されていました。Cassetti先生がUMASSに長期滞在されている期間に、ちょうど山本先生がVisiting Professorで滞在されており、お二人はその頃からのお知り合いだそうです。このように海外に知己を得ることも、海外経験の重要なポイントだと感じました。

  3日目のTechnical Sessionでは,山本先生がSession Chairを務められていました. Sessionの取り仕切りや発表に対する質問など,国際会議を支える側の一面を見ることができました.

  「Hofbrauhaus Las Vegas」というお店で山本先生に夕食をご馳走していただきました. ドイツのビールがとてもおいしく,普段お酒を飲まない私でも飲みやすかったです. 店内ではジャズが演奏されており,良い雰囲気で夕食をいただけました.


 3日目のBanquetではホテルの料理を頂きました. メインのステーキがとてもおいしかったです. 一緒のテーブルにNEC研究所の当研究室OBと同じ部署の若手研究者の方がいらっしゃり,研究を生業とすることについての心構えなど興味深いお話を聞かせていただき,とても参考となりました.


 今回は初めての国際会議で非常に緊張しましたが,事前の練習の甲斐もあり発表は無事行うことができました. 発表では多くの方からの質問,フィードバックをいただき,当研究室の研究が国際的にも注目されていることを実感しました. また,ネイティブの方々の発音を聞き取ることの難しさも実感でき,今後の英語スキル向上に向けたモチベーションになりました. この経験を活かし,今後の国際会議や論文誌掲載に向けて研究を進めていこうと思います.

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