関西大学システム理工学部情報通信工学研究室

 2019年11月26-27日 RISING研究会 2019のレポート

 2019年11月26-27日に東京の東京大学で開催された電子情報通信学会長知性ネットワーキングに関する分野横断型研究会(RISING研究会)でポスター発表を行いました.発表タイトルは「強化学習を用いた輻輳制御における公平性に関する一検討」です.RISINGは電子情報通信学会の通信に関する19の研究会が集まり,人工知能を通信技術に活用する研究に関して発表や議論を行う研究会です.19の研究会から大学の先生や企業の方が非常に多く参加されており,人工知能に関する貴重なお話や自分の研究に対するコメントを伺うことができました.また,ポスター発表について優秀ポスター発表賞を受賞することができました.100件近い発表があった中でこのような賞を受賞することができ,大変光栄に思いました.


 今回のRISINGは,ポスター講演以外にも招待講演やパネルディスカッションなどの様々なセッションが行われました.招待講演では,人工知能の著名な先生である東京大学の松尾豊先生の大変興味深いお話を聞くことができました.また,パネルディスカッションでは,総務省のプロジェクトで通信に人工知能を活用する研究をされている企業の方や,各研究会の委員長のディスカッションを間近で見ることができ,非常に良い刺激を受けました.


 また,休憩時間に東大のキャンパス内を少し散歩し,東大の趣ある建物やちょうど見ごろなイチョウ並木を見ることもできました.


 今回の研究会はポスター発表を通してたくさんの方と議論したり,人工知能に関する様々なお話を伺うことができとても有意義だったとも思います.これからもこの経験を活かしつつ楽しく研究していこうと思います.

関西大学システム理工学部情報通信工学研究室

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