関西大学システム理工学部情報通信工学研究室

 2018年3月1-2日 電子情報通信学会NS研究会のレポート

3月1-2日に宮崎フェニックス・シーガイア・リゾートにて開催された電子情報通信学会ネットワークシステム研究会(NS研究会)で当研究室の速水さんと共に研究発表を行いました.今回は情報ネットワーク研究会(IN研究会)との併催で,様々な企業や大学の方々の発表を聞くことが出来ました.発表内容としては,私が「Resource Poolingの観点におけるCCNマルチパス輻輳制御の性能評価」,速水さんが「In-Network誘導を用いたCCNにおけるコンテンツ人気度の地域性が及ぼす影響の一検討」について発表しました.また質疑応答では,今後の研究に参考となる貴重なご意見を頂きました.

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NS研究会1日目は,第34回情報ネットワーク・ネットワークシステム研究ワークショップが開催され,フィンテックに関する大変興味深い講演を拝聴させていただきました.具体的には,社会学の観点からのお金の歴史に関する話から,今日の仮想通貨技術を支えるブロックチェインを長年研究されている大学の先生の話,金融ICTシステムを作られている企業の方々のお話を聞くことができました.

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また,ワークショップ後の懇親会では,宮崎の十数種類の焼酎と宮崎牛のステーキやチキン南蛮などのオードブルを振舞っていただき,宮崎の食を堪能できました.特にこの宮崎牛のステーキは,ジューシーでとても柔らかかったです.

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懇親会の終盤では,このワークショップが昨年から企画されているご当地アイドルのパフォーマンスがありました.学会の懇親会では通常挨拶などがあって、硬い雰囲気で進むものですが、今回は宮崎のご当地アイドルMKM-ZEROによるパフォーマンスがありました.会場も学生参加者を中心に異様な盛り上がりを見せ,学会懇親会とは思えぬ光景を目にしました.このような若手向けの楽しい企画もある点で,学会の奥深さを感じることができました.

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今回は初めての研究会で大変緊張しましたが,他大学や企業の発表を聞き,私の発表について意見を頂くことで,大変勉強になりました.これからは国際会議での発表や論文誌を目標に研究を進めていきたいと思います.

関西大学システム理工学部情報通信工学研究室

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