2019年12月19-20日 情報指向ネットワーク研究会 2019のレポート

 2019年12月19-20日に広島で開催された電子情報通信学会情報指向ネットワーク研究会で発表を行いました． 発表タイトルは「動画ストリーミングにおける階層間相互影響に関する一検討」です． 今回は情報ネットワーク研究会(IN研究会)，インターネットアーキテクチャ研究会(IA研究会)との併催で，様々な企業，大学の研究者の方々の発表を聞かせていただき，大いに刺激を受けました．

 発表について初めてのスライド形式による発表で緊張しましたが，研究会前の発表練習や山本先生との議論の甲斐もあり，無事に行うことができました． また，質疑応答では聴講者の方々からの質問やフィードバックをいただきました． 議論を通して私の研究が外部からどのように見えているのかを知ることができ，今後の研究に対するモチベーションが向上しました．

 お昼には山本先生に広島のお好み焼きをご馳走していただきました． 非常に食べ応えがあり，ソースの味がとても美味しかったです．

 研究会後には，懇親会が行われました． 懇親会の会場が研究会の会場から近く非常に立地が良かったです． テーブル席では学生が私のみで少し緊張しましたが，同席させて頂いた中には大学教授の先生，企業の方などいろいろな立場の方がいらっしゃいました． 招待講演を行われたコロプラの方からは，企業でのゲーム開発に関わる興味深い話を伺えました． ゲームに興味をもっている私としてはとても楽しく，また企業での開発の際の苦労など，普段聞けないような内容をお聞かせ頂けました． 今後の私の進路についても，研究職に関して企業の方から貴重なお話をお聞かせ頂いただけでなく，大学の先生からは教員としてのキャリアパスなどもお聞かせ頂き，懇親会ならではの話を聞かせて頂けました． このように，学会での技術討論だけでなく，懇親会で多方面の方とお話できる機会が得られるのも，学会のいい面だと感じました。

 今回は初めてのスライド形式における発表でした． ポスター発表とはまた違った難しさ，準備の大変さなどを経験することができ，今後の研究活動において良い経験になりました． この経験を活かし，研究を進めていきたいと思います．